
ラグビーを通じて被災地を支援する「フライキプロジェクト」
東日本大震災、ラグビーW杯釜石開催を経て、その活動は今、能登半島地震の被災地へと繋がっています。
「フライキ(大漁旗)が掲げられると、旗をめざしラグビージャージを着たラガーマンが全国から集まって来る」
そんな仕組みづくりを目指し、継続的に輪島市曽々木海岸の岩倉寺の支援をされておられます。
飛鳥時代創建と伝わる岩倉寺は、地震と豪雨で壊滅的な被害を受けました。今回で12回目となる活動には、京都、愛知、東京、そして地元石川のラガーマンたちが集結。築500年の本堂で使われていた瓦の撤去と移動を行いました。
さすがラガーマンのパワーとチームワーク!驚くほどのスピードで作業が進みます。


岩倉寺さまの復興には長いスパンで寄り添っていく覚悟だそうです。
活動後の宴会では、それぞれの想いを語り合いました!
また必ず参加します!

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石川ONETEAM大作戦
One for All , All for 能登
「One for all , All for one」はラグビーのチームプレイや自己犠牲の精神を表した言葉として有名です。
ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために=みんなはひとつの目的のために、という意味を持っています。
ラグビーは、身体が大きい人もいれば、身軽ですばしっこい人もいます。背の高い人もいれば、足の速い人、キックがうまい人など、多様な能力を持つ選手が存在します。各選手に適したポジションがあり、それぞれの個性や役割を理解し、一人ひとりがチームのために責任を果たすことが重要とされています。

ラグビーでは「トライ」を決めた選手だけでなく、タックルでボールを奪ったり、密集で力を尽くしたり、懸命にパスを繋いだり、仲間をフォローし続ける選手など、勇気を持ってチームのために迷わず己の身を投げ出せる精神が重視され、また選手自身もそこに誇りを感じています。

ラグビーは肉体的にも精神的にもとても過酷なスポーツです。立ちはだかる壁に向かって、いろんな考え方や価値観を尊重し、ハードワークを行うことで生まれた『結束力』は生涯を通じての財産となります。
また選手が試合後に、勝敗に関わらずお互いを称え合う 『ノーサイドの精神』はチームを超えて絆を深めます。

復興においてもそれぞれ(個人や地域)が個性や特徴を生かし、時にはボランティア・自己犠牲の精神をもち、それぞれの多様な立場・価値観を尊重して、ひとつの目的のためにONE TEAMとなることが重要かと思います。
皆でこの精神を共有する機会をつくり、スポーツを通して復興のメッセージを発信することで、地域がワンチームとなり、またチーム(地域の枠組み)をこえて人と人とのつながりが広がっていくことを祈念いたします。
